12/17・18 次世代住宅公開!

12/17、18日  次世代住宅の公開をおこないます!

●日時 12/17(土),18(日) 10:00~16:00

●会場 美郷町上深井字松葉野102-1 飯詰駅より徒歩2分 https://goo.gl/maps/C1cRWivv9XNjT3V86

《次世代住宅について》

日本では2050年までに国内の温室効果ガス排出量を全体としてゼロにすること、すなわち「カーボン・ニュートラル」を目指すことが目標となっております。

この目標を達成させるための施策として、2022年6月に公布された「脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部を改正する法律」により、建築物省エネ法が改正され、今後は原則すべての新築建築物について省エネ基準への適合が義務付けされることが決定しています。

https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/jutakukentiku_house_tk4_000103.html

今回公開させて頂く住宅は、上記の基準を満たした性能値となっておりますので、この機会にぜひご覧下さい。

《住宅コンセプト「開く家」》

核家族での持ち家率が高まり、外出は車移動が当たり前の今日。
家族のプライバシーが保てる暮らしの半面、地域や近隣の人々など、家族以外の人との交流がしづらい暮らしになっています。
外に対して閉じた暮らしは、将来子供が巣立ち、高齢夫婦のみ、または単身世帯となった時に孤立化(こもりがち)のリスクが危惧されます。
「家開き」は、地域との交流・人が集う場を家(敷地)の中に設け、外部(近隣・仲間・etc.)の人が出入りすることで、将来にわたっての孤立化を避ける効果をもたらすことができます。
「開く家」は、外部に対して「開く・閉じる」をコントロールしながら暮らす、将来を見据えた人とつながる新しい住まいです。

《次世代住宅の特徴》

秋田は雪国であり暖房費がかさみがちという点から、弊社では暖房負荷を極力小さくする事を目標とした家づくりを心掛けております。
暖房負荷を減らす方法として、高気密・高断熱は必須と考えており、今回の次世代住宅はそれらを十分に満たした性能となっております。

①省エネ住宅の基準「HEAT20 G2レベル」の仕様

C値(住宅における相当隙間面積)は0.1cm2/m2
UA値(外皮平均熱貫流率)は0.23W/m2K

冬期間の最低体感温度が概ね13℃を下回らず、暖房負荷削減率は約40%という基準を満たす、暖かい省エネ住宅となっております。

②断熱仕様

・玄関ドア :木製断熱ドア「ガデリウス」

      :U値(熱貫流率)=0.77W/m2・K

・窓    :木製断熱サッシ「ノルド」Low-Eトリプルガラス
      :高性能樹脂サッシ「YKK AP APW430」Low-Eトリプルガラス

・屋根断熱 :高性能グラスウール24k 厚さ315mm

・外壁断熱 :高性能グラスウール24k 厚さ105mm+140mm

・基礎断熱 :立上がり外部:EPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム) 厚さ100mm
      :立上がり内部:XPS(押出法ポリスチレンフォーム) 厚さ100mm
      :基礎底盤:EPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム) 厚さ50mm

③階間エアコン
冷暖房エアコン1台とブースターファンを1階と2階の間に設置することで、全館冬は温かく夏は涼しく、快適な室温を保っています。

④外付けブラインド
環境先進国であるドイツで多く採用されている、太陽の熱と光を調整する、窓の外に取り付けるブラインドをリビングに設置しています。
カーテンや内付けブラインドより、日よけの効果を発揮します。
窓から入り込む熱を遮蔽することで室内の暑さを抑えることができ、冷暖房の節約にもつながります。

⑤地場生産材の利用
1階床のフローリングは仙北市で生産加工されたオニグルミという無垢材を使用し、微力ながらも地場産業の発展へ貢献させて頂きました。

⑥調湿効果のある材料の利用
1階は塗壁として、2階は壁紙として採用した珪藻土は、湿度が40%以下になると湿気を吐き出し、部屋の湿度を過ごしやすい状態に保ってくれます。

⑦外壁のコントラスト
外壁の一般部は金属サイディングを使用し、アクセントとしてアプローチ部分を杉板張りとしております。
外壁材の質感の違いを入れることにより、コントラストの変化を楽しめる配色としました。

上記へ表記させていただいた以外にも、見所がたくさんある住宅となっておりますので、

ぜひともご来場お待ちしております!

*マスク着用、手指消毒など、感染症対策にご協力お願いいたします。体調の優れない方のご来場はご遠慮ください。